こんにちは。らむねです。
たとえ血のつながりのない「再婚相手の連れ子」でも、
小さなころから自分の子どもとして育ててきたら、
立派な親子としての関係性や絆は出来上がっていると思います。
しかも子どもが「育ての親」を本当の親だと思っている場合は、
事実を伝えるタイミングは「育ての親」が決めるべきことですよね。
今回は、そんな「生みの親」「育ての親」のお話です。
生みの親と育ての親・・・
子どもを捨てて家を出た母に対する子どもの気持ち
三上波瑠さん(38歳)は結婚して10年目。
出会った当時、夫の智樹さん(39歳)は再婚で、
当時5歳になる息子と自分の実家で暮らしていました。
波瑠さんは智樹さんに交際を申し込まれた当時、ちょうど婚活中でした。
しかし、波瑠さんは子供のいる智樹さんからの交際の申し込みを
受け入れることができませんでした。
「もし、この人と結婚したら突然母にならないといけない……。
新婚時代を楽しんだり、2人きりでレストランで食事をしたりしたい。」
波瑠さんは結婚したいとは思っていましたが、
智樹さんと付き合うことで見える未来に自信がなかったのです。
しかし、智樹さんはあきらめませんでした。
「まずは友達から」と、保育園のお迎えを祖母に頼めるときは、
仕事帰りの短い時間に食事に行ったり、
子どもと一緒に行ける場所に波瑠さんを誘い昼間に出かけたりするように。
父子家庭の男性との交際について
波瑠さんも始めは自分には荷が重いと感じていましたが、
一緒に過ごしているうちに智樹さんと息子さんと一緒にいることに
心地よさを覚えるように。
そして、ある日智樹さんから離婚調停で親権を争っている最中に、
妻の浮気が妊娠という形で発覚して、妻があっさり親権を放棄した
という話を聞かされました。
子どももお母さんとは会いたないと言ったそうで
智樹さんは、行政書士さんを通じ書類だけのやり取りで親権を
手に入れる事が出来た、おかげで宝物の息子と一緒に暮らせて幸せだよ、
と言っていました。
そして、そんな智樹さんに「波瑠さんのことを絶対に幸せにするから、
付き合ってください」と再度、交際を申し込まれたとき、
智樹さんと子どもに関しての不安はすでになく、
波瑠さんはこれを受け入れました。
「この人と、この子となら幸せな未来が見られる」と、感じたのです。
そして、交際10か月で2人は入籍。晴れて家族になりました。
大きな決意をした波瑠さんの運命は?
(2018.04.04)